Uber(ウーバー)は米国ウーバー・テクノロジー社が運営する配車アプリです。

一般の人が空き時間と自家用車を使って、顧客を運ぶシステムで、運転手・顧客が相互に評価する仕組みです。

世界７０か国、４５０都市で展開中。

 

 

日本ではタクシーの配車サービスのみを行っていて、一般人が自家用車を使う仕組みは許可されていません。

タクシー業界保護と法律(白タク不可)が障壁となっています。

 

 

一方、欧米ではかなり普及しています。そのため、タクシー業界のデモが頻発している地域があります。

2018年5-6月の６週間ヨーロッパ滞在中に計３６回利用しましたが、トラブルは一切、ありませんでした。

タクシー運賃よりも安い料金設定で、便利で重宝しました。

 

 

 

※様々な車と運転手が楽しかったです。例えば、

・ロンドンでは、日本に行きたいと日本語で話しかけてくれ、盛り上がりました。

・車で気軽にヨーロッパ中を旅している人（ギリシャに行ったり、スペインに行ったり）

・オランダでは、アフリカからの移民だと語り、「ニイハオ」と声をかけてくれたセネガル出身者。アジア人の区別がつかないという。

・タクシー運転手なのに、バイトでUber運転手をしている人

（私たちを降ろしたら、タクシーの標識を車の屋根に付けた！）

・車はベンツから日本車まで様々です。アプリで、どの車種のどんな色の車が来るか事前に分ります。

 

 

 

◎メリット

１）料金が事前に分かり明朗会計

・アプリに目的地住所を入力すると、料金が表示され、その料金を超えることはありません。

・料金はアプリで自動計算されるので安心です。

・タクシーの場合、メーターを操作され、過大請求されることがたまにありますが、その心配はありません。

 

 

２）支払いは事前登録のクレジットカード自動決済（現地通貨不要）

・アプリで事前にクレジットカードを登録しておき、カードに請求されるので、ドライバーとの金銭のやりとりはありません。

 

 

３）事前予約不要。呼べば数分で来てくれる。

・アプリを起動して、目的地を入力すると、通常は３～１０分程度で来てくれます。

 

 

４）ドライバーの評価・履歴チェック可能

・乗車前にドライバーの評価・履歴が表示されます。気に入らなければ、キャンセルできます。

・ロンドンなどでは、運転手は当局に登録していて、登録番号を持っています。

・利用後にドライバーを評価します。その際、チップを支払う仕組みもあります。

逆に、ドライバーは顧客を評価します。

 

 

５）利用できる地域が広い

・ロンドン、ベルリンなど大都市では、郊外でも配車可能です。

 

 

 

◎課題

１）空港では場所によって乗車場所が分かりにくい

・空港では、タクシーやバス乗り場と異なる場所に停車するので、その場所がわかりにくいことがあります。

 

 

２）都市から離れると使えない地域もある

・人口が少ない都市では成り立たなので、Uberは使えません。

 

 

３）需要が多いと、料金が高くなる。

・ミュージカルやオペラ・コンサート等の観劇後は、需要が集中するので、料金が通常よりも高く設定されます。もちろん、目的地までが高い料金で表示されます。

・この状況では、タクシーを拾うのも同じく大変です。

 

 

 

使用例：

①　5月28日、ストックホルム：空港発、宿泊アパート(Granitvagen 60)着

34km,、33分、　510スウェーデンクローナ＝6,556円　3名で利用

 

②　6月4日、サンクトペテルブルク：空港発、モイカ川沿い宿泊アパート(エルミタージュ美術館から徒歩５分)着

22km,、50分、　524ルーブル＝952円　3名で利用

（ロシアはタクシー代がとても安い）

 

③　6月17日、ベルリン：ラングハーンス通り（宿泊アパート）発、オペラハウス(ComishceOper)着

6.8km 、19分、　14.29ユーロ＝1,857円　3名で利用

 

④　6月21日、ロンドン：タワーブリッジ発、ピカデリーサーカス着

6km 、24分、　　14.04ポンド＝2,106円　３名で利用

 

• 実際に使用するには、スマホにアプリをインストールする必要があります。

インストールは無料です。是非、一度お試しください。

 

 

・uber アプリ、　日本語表示あります。

 

 

 

・ドライバーのプロフィール。評価点数、経験年数。顧客コメント等が表示されます。

 

 

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