海外旅行準備：お得な両替方法（２）現地ＡＴＭの外貨引出しはどのカードがお得？

 １．基本的なカード利用方法

現地の通貨が不足した場合、便利な方法は、クレジットカードのキャシング（借入）です。新たな手続きは不要です。

但し、キャッシング枠が無かったり、少額の場合もあるので、どのカードを海外ＡＴＭで使うのか、調べておきましょう。

キャシング（借入）に抵抗がある方は、海外専用プリペイドカードがあります。

２．海外専用プリペイドカード

１）従来のカード

・為替手数料が４％発生し、キャシング手数料(約２％)の倍になり、高くつきます。

カードの例として、ＪＴＢのMoney Global、クレディセゾンのNEO MONEYなど。

２）2014年誕生の「マネパカード」

・為替手数料が約０．8％（米ドル0.8円、ユーロ1円）と、従来のプリペイドカードより大幅にお安くなっています。また、手数料(約０．8％)はキャッシングの金利約２％と比較しても半分以下でお得です。

・海外ショッピングにも使えます。主要クレジット会社(VISA,ﾏｽﾀｰｶｰﾄﾞ,JCB)の為替手数料は１．６％程度ですが、マネパカードは約０．８％と、半分の手数料ですみます。

反面、マネパカードのデメリットは①事前に振込手続きが必要　②クレジットカードと異なり、各種ポイントは付与されません。

一方、メリットは①手数料が安い、②外貨は交換済みなので金額は確定している。③利用限度額が大きい。１回80万円相当、１日100万円相当、１月200万円相当です。

３．マネーパートナーズ社の「外貨両替とマネパカード」の一体活用方法

①日本での外貨両替（コラム「お得な両替方法（１）どこで行うのがお得？」参照）、②現地ＡＴＭからの外貨引出し、③　海外ショッピング、の３パターンで使えます。

詳細はマネーパートナーズ社のホームページをご覧下さい。

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