一度は泊まりたい台北の宮殿様式ホテル「圓山大飯店」&ローカルグルメ朝食
1.宮殿様式ホテル「圓山大飯店」
はじめて台北を訪れた時、高速道路の前方に、宮殿様式の大きな建物が見えてきました。政府の建物だろう思って、タクシー運転手に尋ねると、歴史あるホテルだとの返答。それが、台北のランドマーク「圓山大飯店」(英語The Grand Hotel、日本語まるやま・ホテル)と出会った最初でした。
圓山大飯店は、1952年、日本統治時代の「台湾神社」跡地に、蒋介石の妻である宋美齢が創始者となって建築したのが始まりです。現在の14階建ての宮殿式建物は1973年に建築されました。ロビーの後方には、宿泊した各国元首や世界の著名人の写真が飾ってあります。本館奥の別館にある「圓山文物館」には、ホテルの文化財と歴史が陳列されています。
ホテルに一歩入ると、雛壇に見える大きな階段が豪華で目を奪います。赤いじゅうたんの雛壇階段はそこに立つだけで、映画のヒロインになった気分! 記念撮影におすすめの場所です。
高台にあるため、ホテルから見える台北市内の眺望が昼夜を問わず見事です。
客室は500室。部屋のカテゴリーは、スタンダード、デラックス、プレステージなどに分かれています。スタンダードは窓なしですが、それでも雰囲気は十分に楽しめます。
本館各フロアーの廊下はとても広く、そのゆったり感に感動しました。
カテゴリー別の1部屋価格は、税・サービス料等込みで以下の通りです。
(2017年12月現在、エクスペディア調べ)
ツイン仕様をリクエストできますので、二人で泊まれば、一人当り下記価格の半額で済みます。
スタンダード(窓なし、20~27㎡、本館) 約16,000円~
スーペリア(バルコニー付、36㎡、別館) 約20,000円~
デラックス(バルコニー付、33~46㎡、本館) 約21,000円~
少し余裕があれば、バルコニー付の部屋に泊まって、台北の眺望を満喫してみましょう。
★電車MRT圓山駅から無料シャトルバスが運行されています。宿泊客でなくても、誰でも乗れます。20~30分間隔です。バス時刻表はホテルのウエブサイトに掲載されています。
宿泊しなくても、ホテルや景色を見たり、食事をしたりできます。台北市内の眺望を楽しむためにレストランに行くのもよい考えです。良い席確保のため、事前に予約されることをおすすめします。
★ホテルの日本語ウエブサイトは、http://www.grand-hotel.org/taipei/ja-jp/
2.ローカルグルメ朝食
・無料シャトルバスで発着駅であるMRT圓山駅から徒歩7分程度で行ける次のお店がおすすめです。予算は100元(約400円)程度です。2店とも大龍街(通り)に面しています。
1)萬世香小籠包豆漿店
朝食の定番である豆乳(豆漿)と、小籠包を出してくれる店です。
豆漿15元(60円)、小籠包10個80元(320円)、各饅頭10元(400円)
住所:台北市大同区大龍街270号 営業は朝6時~
2)円環魯肉飯肉羹
台湾のローカルグルメ「魯肉飯」の店です。
魯肉飯は、豚の脂と甘辛い煮汁が染み込んだ「豚肉そぼろ」かけご飯です。
魯肉飯25元(100円)、他のご飯類45元(180円)、乾麺30元(120円)、空心菜30元
住所:台北市大同区大龍街196号 営業は朝5時~
・ホテルのブッフェ形式朝食は600元+サービス料10%=660元(約2,500円)と、台北の朝食としては高いです。地元の店だと100元(約400円)程度で食べられます。タクシーを使った場合でも、タクシー代は往復200元程度です。
・ホテルのビュッフェ朝食は飽きるので、是非、地元の店で朝食を食べてみて下さい。
カフェ会・交流会に興味のある方は、以下のご案内をクリックして下さい。
・圓山大飯店、本館14階建て
・圓山大飯店、広々とした豪華なロビー
・圓山大飯店、ロビー後方の階段から入口をのぞむ
・圓山大飯店、デラックスルーム
・萬世香小籠包豆漿店
・萬世香小籠包豆漿店、 豆乳(豆漿)& 小籠包
・円環魯肉飯肉羹
・円環魯肉飯肉羹、 手前右側が魯肉飯
暮らすような旅に興味がある方は、以下をご覧ください。
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