多数あるフィヨルドのベストワンは「ガイランゲル・フィヨルド」でしょう。
ノルウェーの世界遺産には、二つのフィヨルドが登録されていますが、ここガイランゲルは、その美しさから「フィヨルドの真珠」と讃えられています。

 

ガイランゲル・フィヨルドは、海岸から１２０ｋｍも奥まった場所にあり、ブルーの入り江と１５００ｍ級の山々が左右に連なるフィヨルドです。

6月中旬、山頂には残雪がまだ残っていました。
フィヨルドの入り江は深いので、最奥部の港に大型クルーズ船が入ることができます。

 

・ガイランゲルフィヨルド全景。山々には残雪（6月中旬）

 

 

・ハイキングで登った崖の途中。巨大クルーズ船が小さく見えます。

 

 

 

オスロからは、ガイランゲル・フィヨルド観光の拠点都市オーレスンまで飛行機等で行き、オーレスンからはバスと観光船フェリーを乗り継いで4時間ほどかかります。
自然遺産で交通の便は期待できませんが、それ以上の景観と風と清涼な空気に身体の細胞が目覚めるような感覚に襲われました。
ガイランゲルに１～２泊することをおすすめします。

 

 

ガイランゲルは人口僅か２５０名の小さな村です。宿の確保が一番の難点です。
私たちは、民泊を選びました。宿泊代金はかなり高額でしたが、静けさと小鳥のさえずり、素晴らしい景色と空気のおいしさ、散歩とハイキングで充分に楽しく過ごせました。
村に宿泊せず、クルーズ船で来て、クルーズ船に泊まるという方法もありますが、私たちは村の生活が感じられる居場所を選びました。
ホテルは港に集中し、団体客の中国人、韓国人、日本人とアジア勢が多数でした。

 

 

オーレスンからバスで出発して、ヘレシルトからガイランゲルまで、1時間程乗船する観光船フェリーからの眺めも素晴らしいです。
左右の山々や滝を見ていると飽きません。滝では「7人の姉妹」という滝や滝にまつわる伝説など、目も耳も同時に楽しました。
帰りのフェリーの観光案内は日本語もありました。

 

 

・観光フェリーがガイランゲル港に近づく。

 

 

・観光フェリーが船首を開けて、車が出て行きます。

 

 

 

・巨大クルーズ船もフィヨルドに入れます。

 

 

 

・観光フェリーから眺める滝「7人の姉妹」

 

 

 

・ハイキングの途中のヤギ牧場

 

 

 

・民泊～ベランダ付きのリビング

 

 

 

 

「暮らすような旅」カフェ会・交流会の次回開催は、２月２日（土）、１０日（日）です。

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「暮らすような旅」カフェ会・交流会、2月2日,10日