滞在型海外旅行:フランス滞在記、「フランスの最も美しい村」モンコントゥールを訪ねて
モンコントゥールは「フランスの最も美しい村」の一つです。
ブルターニュ地方の中世の城壁を残す村として知られています。
「フランスの最も美しい村」は、厳しい選考基準があります。
人口が2千人以下で、二つ以上の歴史的価値の遺産・遺跡があること等が必須条件です。
遺跡、教会、城壁、町の中心街、個々の住宅の装飾などを、ゆったり散策できました。
村の中心に広場があって、一番目立つのが教会です。何気なく、その教会に入ると、祭壇の手入れをしていた初老の男性が、「チャイニーズ?」と尋ねてきました。日本人だと答えると、「日本のどこから来たのか? 私の父は中国人だった。母はこの村の人」等と身の上話をしてくれました。さらに、村についても説明してくれました。
モンコントゥール村の人口は約900人。そのうち500人は、唯一のカトリック系福祉施設の入居者で、実質的な村の人口は僅か約400人だそうです。
下の写真をご覧下さい。赤い枠のある家があります。この赤い枠は木製で、このような形がこの村の特徴のようです。また、玄関口の上に小さなマリア像があります。これも、この村の特徴です。マリア像はお守りの役目があるそうです。
住宅には、手入れされた花々が咲いています。庭も綺麗です。下の写真の庭には、Moncontour (モンコントゥール)の文字が作られています。
「フランスの最も美しい村」には、2013年現在、157村が認定されています。 世界の最も美しい村連合は、フランス157村、イタリア208村、ベルギー24村、カナダケベック州36村、日本55村で構成されています。
・木製の枠(手前の家は赤枠)が、この地域の特徴です。
・小さなマリア像が玄関口の上にあります。判りますか?
・民家の庭の上部に「MONCONTOUR」の文字が植木でデザインされています。
・町の中心にある教会です。
・城壁の内外双方に家が続いています。
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