滞在型海外旅行:フランス滞在記、プチ・トリアノン。マリー・アントワネットの離宮(世界遺産)
2014.12.30 (火)
滞在型海外旅行(じぶん旅):フランス滞在記、プチ・トリアノン。マリー・アントワネットが住んだ離宮です。
今回は、プチ・トリアノンです。ヴェルサイユ宮殿の庭園にある離宮です。
ルイ16世が王妃マリー・アントワネットに贈った離宮です。建物は正方形で、内装はロココ様式の最高峰と評されます。
ヴェルサイユ宮殿の豪華さとは異なり、観光客にもほっとするような安らぎを与えてくれる場所です。
ウイーンで自由奔放に育った彼女には、儀式化されたヴェルサイユ宮殿の厳格な慣習に馴染めず、この離宮で気の許せる人だけと暮らすことを好んだようです。彼女は、ここではプライバシーをやっと確保できました。一般に、ヴェルサイユ宮殿では、プライバシーがなく、私生活も公開が原則でした。
彼女は、庭をイギリス式とし、そこに農村に見立てた小集落を作らせ、農村生活を楽しみました。農園暮らしへの憧れがあったようです。
彼女は、フランス革命裁判で1793年に処刑されました。享年38歳でした。
処刑直前は、シテ島にあるコンシェルジュリー(王室管理府)に幽閉されていて、彼女の独房を再現した部屋があり、そこから断頭台へ引かれていきました。
ヴェルサイユ宮殿からマリー・アントワネットの離宮「プチ・トリアノン」までは、歩くと1時間以上かかります。「プチトラン」で移動することをお勧めします。
・プチ・トリアノンの全景で、正方形です。
・マリー・アントワネット
・ヴェルサイユ宮殿からプチ・トリアノンに向かう途中の牧場と羊です(牧場は敷地内にあります)。
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