滞在型海外旅行(じぶん旅):フランス古城巡り(2)ユッセ城(眠れる森の美女のモデル)
2014.12.10 (水)
滞在型海外旅行(じぶん旅):フランス古城巡り(2)ユッセ城(「眠れる森の美女」のモデル)
世界遺産となっているロワール渓谷沿いの古城巡りです。
今回は、シャルル・ペローの童話「眠れる森の美女」となったユッセ城です。魔女マレフィセントの呪いにより100年間の眠りにつくという呪いをかけられたプリンセスを王子様が救い出す世界的な有名な童話です。
この城は、15世紀、古い要塞だったところに城が築かれ、16世紀に増築されました。迷路のようになっている場所があり、要塞の雰囲気が残っています。
古典様式、ルネサンス、ゴシック等の建築様式が共存する城です。
城内には、一部の部屋で物語を再現した人形を飾ってあり、メルヘン風なのですが、子供だましのようで不自然な感じがしました。「眠れる森の美女」を意識し過ぎている感じです。
一方、外観は本当に物語の世界を彷彿とさせる雰囲気に満ちています。魔法使いが住んでいるような錯覚を覚えました。
城内の小さなチャペルでは結婚式を挙げることもできます。物語をイメージしながら永遠の愛を誓い合うのも素敵です。
どこの城も、観光客以外に、先生とその生徒たち(小中高生)が頻繁に訪れていて、学習の場となっています。子供の頃から、自国文化に触れる機会を大切にしていると思いました。
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