フランス滞在記:印象派絵画巡り(2)マルモッタン・モネ美術館
2014.09.30 (火)
マルモッタン・モネ美術館は、パリ市内、ブローニュの森に近い、16区の閑静な高級住宅地にあります。美術史家ポール・マルモッタンの邸宅が、そのまま美術館になっています。
世界最大級のモネのコレクションを誇ります。特に印象派という流派名の由来となった作品「印象・日の出、Impression, Soleil levant」を所蔵しています。モネの担当医は美術愛好家でもあり、その娘が多くの作品を寄贈しました。「印象・日の出」も、この寄贈の中に含まれていました。また、その後は、モネの息子より、多数の作品が寄贈されました。
モネの初期から晩年まで、画家としての全ての作品を鑑賞できるようになっています。展示は、モネの絵画技法の変遷がわかるようになっています。
モネ以外にも、ルノワール、ベルトモリゾ、ピサロ、シスレーなどの画家の作品が多数所蔵されています。
入館料は10ユーロです。
この美術館へ午前中に行き、午後は近くにある「ブローニュの森」を散策するコースがお勧めです。「ブローニュの森」は、パリの西側にある、863ヘクタールの広さを持つ森で市民の憩いの場となっています。ランニングする人も沢山います。僕たちが行った2014年6月は、森の中にある「バガテル公園」のバラ園の薔薇が開花シーズンでした。
・マルモッタン・モネ美術館(閑静な住宅街にあります)
・モネ「印象・日の出、Ipmression, Soleil levant」
・ブローニュの森の孔雀
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