フランス滞在記:パリ美術館巡り(5):中世美術館
2014.09.25 (木)
5~15世紀の中世時代の美術品を集めた美術館です。
中世美術の傑作「貴婦人と一角獣」の6枚のタピスリーを所蔵していることで有名です。15世紀末にフランドル地方で織られたものと考えられています。
6枚の絵模様は貴婦人、一角獣(ユニコーン)、ライオンで構成され、それぞれに、「わが唯一の望みに」、「視覚」、「味覚」、「聴覚」、「臭覚」、「触覚」と名付けられています。
たしか教科書に載っていました。フランスでも教科書に必ず載っているそうです。
この美術館の敷地には、3世紀ローマ時代の公共浴場跡の遺跡があります。セーヌ川の舟主たちの組合が作った公共浴場だったそうです。
建物は、ブルゴーニュのクリニュー会修道院長が建てたもので、かつては、クリニュー博物館と呼ばれていました。
また、庭では、中世の野菜や薬草(ハーブ)を育てている一画があります。
この美術館の場所は、カルチェラタン地区のサン・ジェルマン大通りから少し入った所です。街中の便利な場所にあるので、気軽に立ち寄れます。ノートルダム大聖堂があるシテ島からも近いです。
入館料は8ユーロ、日本語オーディオガイドがあります。
・貴婦人と一角獣「我が唯一の望みに」
・貴婦人と一角獣 「視覚」
・貴婦人と一角獣 「味覚」
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