イタリア滞在記4、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」(じぶん旅 )
2017.02.14 (火)
イタリア滞在記4、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」(じぶん旅 )
レオナルド・ダ・ヴィンチ(ヴィンチ村のレオナルド)の「最後の晩餐」は、
ミラノのサンタマリア・デッレ・グラッツエ教会の、修道院の食堂に描かれていました。
キリスト処刑の前日、彼が発した言葉「汝らの一人、我を売らん」に、動揺する12使徒の心理描写が生き生きと実に見事に描かれています。
第2次大戦で、教会は空襲で破壊されてしまいましたが、最後の晩餐が描かれている壁だけは、奇跡的に破壊を免れました。
「最後の晩餐」を観るためには、事前予約が必要です。1回25人、15分間です。15分間は短いと感じるかもしれませんが、1作品を観るには十分な時間でした。
※参加者の感想
聖書に書かれた「最後の晩餐」をテーマに、多くの絵画や壁画が描かれました。多くの作品がテーマとしての物語を描くことに終始しているのに対して(個人の感想です!色彩が素晴らしいものや、お顔がきれいに描かれて美しい作品も多いのですが、ダ・ヴィンチの作品を見た後ではすべてがのっぺりしたものに見えます。)、ダ・ヴィンチの作品は各人物の驚きや戸惑い、うろたえや疑惑といった人間の心理がその動作や表情を通して描かれていて、見る者を惹きつけます。天才だなあ~!
なお、ダ・ヴィンチはフランス国王フランソワ1世に招聘され、晩年をアンボワーズで過ごしました。その館と彼の墓は、コラム「フランス古城巡り(6)」をご覧下さい。
・本物は撮影禁止です。これは、本物の次の部屋にある写真です。
・「最後の晩餐」がある建物
・隣接する教会
・教会
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