滞在型海外旅行(じぶん旅):フランス滞在記、フレエル岬。絶壁の岬は海鳥の楽園です。

2015.01.08 (木)

滞在型海外旅行(じぶん旅):フランス滞在記、フレエル岬。絶壁の岬は海鳥の楽園です。

 

フランス北西部、ブリュターニュ地方のフレエル岬(Cap Frehel)です。モンサンミッシェル湾の西方にある、城壁の町サンマロから、さらに暫く西方に行くと、リアス式海岸の絶壁が続き、海鳥の楽園となっています。

 

絶壁の海岸の先に、島が点在し、海鳥の格好の営巣地となっています。よく観ると、ヒナが沢山いて、親鳥が餌を持ち帰るのを待っています。

 

ブリュターニュは、フランス最大の半島です。その海岸線は入り組んでいて、フランス全土の海外線の1/3を占めています。

 

ブリュターニュの人々は、自らをブルトン人と称し、「ブルトン語」を教える学校も多いそうです。先祖は、イギリスから渡ってきたケルト人で、16世紀までは独立した国家でした。

英国は、ケルト支配からアングロサクソン支配に代り、アングロサクソンから迫害を受けたケルト人の一部が海を渡り、ブリュターニュに移住して、ブルトン人となりました。

 

半島の内陸部には、先史時代の巨石群があり、また、アーサー王(5-6世紀頃のブリトン人の伝説的君主)の舞台となった森や湖が広がっています。

 

フランスの各地方固有の文化や歴史を理解するのも旅の楽しさです。

 

フレエル岬2
フレエル岬3
フレエル岬4
フレエル岬1

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