旅の魅力と健康寿命~旅は健康寿命を効果的に伸ばす!

2017.01.31 (火)

旅の魅力と健康寿命 《旅は健康寿命を効果的に伸ばす》

 

1.旅は3度楽しめ、脳を刺激(認知症予防)する

 

楽しみ・効果1:自分で旅プランを作る楽しみ

(旅行前)  (計画を自ら作ることが認知症予防⇒「前頭葉」を刺激)

 

楽しみ・効果2:旅行先での出会いや感動。

(旅行中) 未知の世界への好奇心が満たされる。(知らないことやハプニングが脳を刺激し、認知症予防⇒「偏桃体」を刺激)

 

楽しみ・効果3:楽しかった旅行を家族や知人に話す。テレビで思い出す。

(旅行後)  撮った写真・動画を楽しみ、思い出す。テレビでの旅行番組で懐かしむ。

(旅を思い出すことが認知症予防⇒「海馬」を刺激)

 

2.寿命を伸ばすには ①生きがいが大切!

健康寿命:男性71.2歳 女性74.2歳     平均寿命:男性80.2歳 女性86.6歳

・内閣府調査(5年毎)平成25年11月調査

シニア(60歳~)が生きがいを感じるとき。旅行は4番目。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.寿命を伸ばすには ②要介護にならない!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※認知症の旅行療法(長尾和宏医師~長尾クリニック)

 

◎認知症患者:80歳代の男性。暴言・暴力で診察もできず。

症状を鎮める薬を飲ませることもできなかった。

長尾医師の処方箋は「温泉旅行」

 

◎温泉旅行へ:月1回、ご夫婦で温泉旅行開始。ヘルパー同行。

どんなに機嫌が悪い人でも、温泉とご馳走があれば機嫌が直る。

 

◎旅行継続結果:笑顔でデイサービス先の人気者に変身。

旅行から帰ってくると、楽しかった写真を見せて解説してくれる。

認知症状は大幅に改善した。

 

◎医師コメント:認知症介護とは、移動すること、楽しむこと。

外に出て普通の人と交わることで症状が改善する。

 

 

※旅行で心も身体も健康に!

(瀧 靖之医師~東北大学 加齢医学研究所教授)

 

◎東北大学と、クラブツーリズムのプレ調査結果(2016年5月)

・過去5年間の旅行回数が多いほど、人生への失望感が低い。

・現地交流を動機として旅行する傾向が高いほど人生の満足度が高い。

・2016年7月から3年間、本格調査開始。

 

 

◎瀧(タキ)医師のコメント

・旅行が健康寿命の延伸や脳機能低下の予防になることが分かってきた。

・知的好奇心、運動、コミュニケーション。脳にポジティヴな影響を与える3要素が全てそろっているのが旅行である。

・旅行の効果:①知的好奇心の刺激 ②リラックス効果 ③ストレス軽減

 

 

※ 旅の事例紹介:①介護旅行・バリアフリー旅行

◎介護旅行:家族やヘルパーなどが同行する。 旅行会社も「介護旅行」をセールス

◎ヘルパーの費用:介護度合に応じて1日、2万~3万円程度(国内旅行)

◎介護旅行の調査(第一生命,2012年9月)

・要介護者との旅行経験の有無:有29%、無71%

・旅行先は国内97%、平均宿泊日数は1.6泊。宿泊先はホテル、旅館

・温泉61%、自家用車71%  ・満足度評価は、83%。

 

 

◎バリアフリー旅行:バリアフリーの客室があるホテル・旅館増加傾向。

・移動手段:介護タクシー、リフト付き(車いす用)バス

・移動費用:介護認定手帳、障害者手帳があれば割引制度あり。高速道路料金半額。

JR, 航空会社なども割引制度あり。

◎施設入所でも、介護者の付き添いがあれば、外出・外泊はOKです。

 

 

※ 旅の旅事例紹介:②暮らすような旅

◎「暮らすような旅」とは

・ホテルではなくマンションや戸建てを借りて、試しに住んでみる旅

(海外での民泊旅行。NHKの「チョイ住み」旅)

・地元の市場、お店、レストランなどを散策します。

 

 

◎ 少人数のオーダーメイド旅

・世界遺産巡り、美術館巡り、コンサート鑑賞、スポーツ観戦など

自分の希望を叶える旅

 

 

◎ 弊社では、毎年6月頃(ベストな時期)に欧州各国へ実施中

・2014年:フランス、2015年:イタリア、2016年 スペイン、

ポルトガル、クロアチア、スロベニア

・2017年予定:スイス、オーストリア、チェコ、ハンガリーなど

 

詳細はコラム「暮らすような旅」中欧編をご覧ください。

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