定年後の生き方・過ごし方 ~幸福学の視点「 モノ消費からコト消費へ」
定年を迎え、定年後の生き方・過ごし方をどうするか?
定年で時間とお金(退職一時金とか)が入りました。さあ、貴重な退職金そして時間をどう活用しようかと、わくわくしながら考えます。とても幸せなひとときです。
さて、欧米の幸福学研究によると、幸福感を高めるお金の使い方は、物ではなく、体験を購入することだそうです。例えば、家や車を購入するよりも、旅行やコンサートといった体験の方が、幸福度合いが高まるという研究結果が出ています。
モノ消費からコト消費へ
その理由は、体験の方が他者との交流を伴い、他人に語れるストーリーになるということです。家や車などの物の所有は、容易に比較されてしまいますが、体験は、自分自身の固有のものであり、比較できないからです。 また、「体験」は人の幸福感に長い間影響を与えます。物の所有は、日ごとに幸福感が薄れがちですが、体験は思い出す度に、幸福感がよみがえります。
(参考文献:Happy Money, The Science of Smarter Spending 2013 by Elizabeth Dunn & Michael Norton)
そこで、会社員の時はやれなかった事をやってみる。例えば、1ヶ月程度の滞在型海外旅行に行ってみる。違う環境に暫く滞在することで、現地の生活・文化に触れるだけでなく、日本との比較や、さらに自分自身を見つめるきっかけになります。
僕の場合は、会社員時代の海外出張を90回以上経験しましたが、それよりも学生時代の1年間のバックパッカー旅行の方をよく覚えていて、文化の違いや外国人との交流が印象に深く残っています。
あなただけのオリジナルな体験をすることは、人生の冒険に値します。旅は最も安全な人生の冒険と
言えます。海外旅行は、あなたの貴重な思い出になることは間違いありません。
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